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コラム

AI 研修を受けている時点で、もう遅い

AI のことは AI に聞け。会社の中で「AI 活用研修」を受けている間に、個人はプロダクトを作っている。研修は知識ではなく安心を売っているだけだ。捕食される側の AI 活用から抜け出す話。

AI 研修を受けている時点で、もう遅い

AI についての研修をやっている会社は、かなり終わっていると思う。

もっと正確に言うと、AI について「人から教えてもらおう」としている時点で、もう危ない

AI のことは、AI に聞けばいい。

それが分からないから、会社員のままなのだと思う。

AI は、先生から習うものではない

多くの会社は、AI 活用研修をやりたがる。

ChatGPT の使い方。
プロンプトの作り方。
Copilot の使い方。
Excel 作業の短縮。
議事録の自動化。

そういう研修を受けて、社員が少し AI を使えるようになった気になる。

でも、それは本質ではない。

AI は、先生から習うものではない。
触りながら、自分で掘っていくものだ。

分からないことがあれば、AI に聞く。
出てきた答えを試す。
失敗したら、また AI に聞く。
実際に動かす。
壊す。
直す。
また作る。

この繰り返しでしか、本当には身につかない。

なのに、AI について人間の講師から教わろうとしている。その時点で、かなりズレている。

会社が金を払ったから、いい話が聞けると思っている

AI 研修を受けている人たちは、結局どこかでこう思っている。

会社が金を払った。
ちゃんとした講師を呼んだ。
研修として用意された。
だから、きっといい話が聞けるはずだ。

これは完全に思考停止以外の何者でもない。

本当に知りたいことがあるなら、自分で聞けばいい。
人に聞いてもいい。
AI に聞いてもいい。
調べてもいい。
試してもいい。

でも、そういう人たちはそれをしない。

人にも物を聞けない。
AI にも聞けない。
なんなら、そもそも疑問すら持たないで生きている。

なぜこの業務が必要なのか。
なぜこの会社はこのやり方を続けているのか。
なぜ自分はこの仕事をしているのか。
なぜ AI で置き換えられないと思っているのか。
なぜ自分で作ろうとしないのか。

そういう疑問を持たない。

疑問を持たないから、社畜なのである。

社畜とは、会社に勤めている人のことではない。疑問を持つことをやめた人間のことだ。

会社というものが、足枷になっている

何度も言うが、今の時代、会社というものは足枷になり始めている。

AI 時代の速度と、会社の構造は相性が悪すぎる。

会社では、何か新しいことをやろうとすると、研修になる。
導入検討になる。
セキュリティ確認になる。
利用ルール策定になる。
部署ごとの調整になる。
承認フローになる。

その間に、個人は勝手に触って、勝手に作って、勝手に学習している。

会社員が「AI 活用研修」を受けている間に、個人はプロダクトを作っている。
会社員が「Copilot で Excel 効率化」をしている間に、個人は新しいサービスを立ち上げている。

この差は、数ヶ月で取り返せなくなる。

Copilot で Excel 効率化している場合ではない

会社の AI 活用は、だいたい発想が小さい。

Excel を効率化する。
メールを短くする。
会議の議事録をまとめる。
社内文書を要約する。
資料作成を少し速くする。

もちろん便利だ。

でも、それを AI 活用の中心に置いているなら、完全に捕食される側だと思う。

なぜなら、それは既存業務の延命でしかないからだ。

AI 時代の本質は、既存業務を少し速くすることではない。

今まで会社でしか作れなかったものを、個人が作れるようになること。
今までチームが必要だったことを、一人で試せるようになること。
今まで数ヶ月かかった検証を、数日で回せるようになること。

ここにある。

にもかかわらず、会社の中では、安い AI を使って Excel を少し便利にする話をしている。

それは、沈みかけの船の中で、椅子の並べ方を改善しているようなものだ。

AI 研修は、安心を売っているだけ

多くの AI 研修は、知識を売っているというより、安心を売っている

「うちの会社も AI に取り組んでいます」
「社員にも研修をしました」
「生成 AI 活用を進めています」
「DX の一環として導入しています」

そう言うための材料になっている。

でも、それで本当に何かが変わるのか。

多くの場合、変わらない。

研修を受けただけでは、仕事の前提も、事業の作り方も、稼ぎ方も変わらないからだ。

本当に変わる人は、研修がなくても勝手に触っている。
勝手に課金している。
勝手に調べている。
勝手に作っている。
勝手に失敗している。

AI 時代に必要なのは、受講履歴ではない。

使用時間だ。
試行回数だ。
課金額だ。
失敗量だ。
実装量だ。

みんなで泥舟に乗っている

会社という船に乗っていれば安全。
大企業なら安心。
専門部署があるから大丈夫。
研修を受ければ追いつける。
会社が導入してくれた AI を使えばいい。

そう思っている人は多い。

でも、その船はもう泥舟かもしれない。

問題は、沈んでいることに気づきにくいことだ。

給料は出る。
会議はある。
仕事はある。
研修もある。
上司もいる。
評価制度もある。

だから、一見すると普通に見える。

でも、外では別のゲームが始まっている。

個人が AI を使って、会社の外でどんどん試している。小さなプロダクトを作っている。ニッチな市場を掘っている。一人で LP を作り、コピーを書き、システムを作り、売り方まで試している。

会社の中で「AI をどう活用するか」を話し合っている人たちとは、すでに別の速度で動いている。

捕食される側になるな

AI を使って業務を少し効率化している人と、AI を使って新しい商品を作っている人。

この 2 つは、まったく違う。

前者は、今の仕事の中で少し楽をしているだけだ。
後者は、今の仕事そのものを作り替えている。

捕食する側になるのは、後者だ。

既存業務を AI で効率化する人ではない。
AI で新しい価値を作り、売り、仕組みにする人だ。

だから、AI 研修を受けて満足している場合ではない。

Copilot で Excel を少し速くして喜んでいる場合でもない。

それは、捕食される側の AI 活用だ。

AI 時代に本当に必要なのは、自分で考え、自分で聞き、自分で作り、自分で売ることだ。

AI のことは AI に聞け

分からないなら、AI に聞けばいい。

何から始めればいいか分からないなら、AI に聞けばいい。
どのツールを使えばいいか分からないなら、AI に聞けばいい。
エラーの意味が分からないなら、AI に聞けばいい。
自分の仕事にどう使えばいいか分からないなら、AI に聞けばいい。
どう稼げるか分からないなら、AI に聞けばいい。

そして、出てきた答えを試せばいい。

試して、違ったら、また聞けばいい。

このループに入れない人は、かなり厳しい。

AI 時代に必要なのは、AI に詳しい先生ではない。AI と毎日対話しながら、自分の現実を変えていく姿勢だ。

AI のことを人に聞いている時点でアウト。

AI のことは、AI に聞く。

そこから始められない人間は、この時代の速度についていけないと思う。