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成功事例

AI 自動化サービスで月 7 万ドルを掲げる個人運営者

豪州の中小企業向けに AI 自動化の無料診断を出し、月 7 万ドル収益を掲げる個人運営の事例。ただし数字は自己申告です。

AI 自動化サービスで月 7 万ドルを掲げる個人運営者
一次ソース
@jayrowlandAI のポスト (2026-06-10)

これって何?

これは、@jayrowlandAI (= X で AI 自動化支援を発信している個人アカウント) が「自分は 13 年銀行で働いたあと、HubSpot Platinum Partner agency (= HubSpot という営業・顧客管理ツールの上位認定代理店) を 10 か月で $70k MRR (= 月 7 万ドルの継続収入) まで伸ばし、今年は v0 (= Vercel 系の画面生成 AI ツール)、Lovable (= チャットでアプリを作るノーコード寄りの開発ツール)、Cursor (= AI 補助つきコードエディタ) で 6 個のプロダクトを一人で出した」と言っている話です。

今の売り方は、豪州の SMB founders (= 中小企業の創業者や経営者) に対して、20 分の無料 AI audit (= 業務のどこを AI で自動化できるか見る診断) を出す形。対象は、見込み客への返信が遅れる、事務作業が多い、ツールが散らかっている、みたいな会社です。

ただ、収益の $70k MRR は自己申告で、Stripe 画面や外部記事などの裏取りは見当たりません。フォロワーもかなり少なく、投稿自体は有料の AI 診断・自動化サービスへの集客に見えます。なので「成功事例として確定」ではなく、「こういう見せ方で中小企業向け AI 自動化を売っている人がいる」と読むのが安全です。

ターゲットは誰か?

狙っているのは、豪州の小規模事業者の経営者です。特に、営業問い合わせへの返信、請求・入力・予約調整などの事務、複数 SaaS の管理に時間を取られているが、専任の業務改善担当を雇うほど予算がない層。

彼らが買う理由は分かりやすいです。AI ツールを自分で調べる時間はない。でも月数万円から数十万円で、見込み客対応や事務が軽くなるなら試す余地がある。代替案は人を雇うか、Zapier などを自力で組むことですが、どちらも面倒なので、診断から入る売り方は刺さりやすいです。

自分にできそうか

この事例からの学び

機能そのものより、無料診断を入口にして「あなたの業務ならここを自動化できます」と個別提案する流れが本体に見えます。AI 開発ツールで商品を作るより先に、相手の面倒な業務を言語化する販路設計が強いです。

自分にできそうかで言うと、完全に同じことはまだきついです。HubSpot の代理店運用や豪州 SMB の商習慣は分からないし、英語圏で経営者向けに営業する経験もありません。ただ、無料診断を入口にする形は日本でも真似できそうです。

自分も以前、業務自動化の提案を考えたときに「何を作るか」から入りすぎて詰まりました。相手からすると、アプリ名や AI ツール名より「毎日 30 分かかっている作業が消えるか」の方が大事なんですよね。この事例は、そこを先に売っている感じがします。数字は怪しい部分もありますが、売り方の順番はかなり参考になります。

再現性をチェック

機材コスト

最低限なら、Cursor が月 20 ドル前後、Lovable や v0 も無料枠から月 20〜50 ドル程度で始められます。実装だけなら月 1 万円以内でも試せそうです。ただし、顧客の業務自動化までやるなら、Google Workspace、Slack、HubSpot、Notion、Zapier、Make など相手側ツールとの接続が出てきます。検証用アカウントや有料プランを含めると、月 1〜3 万円くらいは見ておきたいです。

知識ハードル

高度な機械学習の知識は不要そうです。むしろ必要なのは、営業フロー、問い合わせ対応、顧客管理、事務作業を分解する力です。実装は Claude Code、Cursor、Lovable にかなり寄せられますが、API 連携や権限設定で詰まる場面はありそうです。GitHub に似た自動化テンプレートは多いはずですが、顧客ごとの業務に合わせる部分はコピペだけでは済まないと思います。

身近さ

自分の周りに小規模店舗、士業、制作会社、スクール運営、BtoB 営業会社がいるなら再現性はあります。逆に、そういう知り合いや営業先がない場合は、プロダクトを作る前に営業リスト作りから始めることになります。ここが一番重いです。AI ツールの操作より、「無料で 20 分診断します」と言って話を聞ける相手を確保する方が難しいかもしれません。

自分ならどう作るか

自分なら、いきなり大きな AI 自動化代行として売らずに、「問い合わせ対応の遅れ診断」みたいに一つの業務に絞ります。まず Google フォームか Tally で診断フォームを作り、回答を Google Sheets に集める。そこから Claude Code か Cursor で、入力内容をもとに改善案レポートを出す小さな管理画面を作ります。

画面は Lovable でざっくり作って、細かい修正を Cursor で直すと思います。月額コストは Cursor 20 ドル、Lovable 20〜50 ドル、必要なら Make や Zapier で 10〜30 ドル。合計で月 1 万円前後から始めたいです。

最初に手を付けるのは、アプリ開発ではなく診断項目です。「問い合わせはどこから来るか」「返信まで何時間かかるか」「失注理由を記録しているか」みたいな質問を 10 個作る。アイデアが命というより、業務を狭く切って、相手が払いやすい形にする設計が命だと思います。実装は今の AI ツールでかなり補えるはずです。