ryoppippi/ccusage ★ 16,100
これは何か
ccusageは、CLI (= ターミナルから起動するコマンド型のツール) / library (= 他のプログラムから部品として使えるコード) 系の使用量分析ツールです。Claude Code (= AnthropicのAIコーディング支援ツール) や Codex (= OpenAI系のコーディング支援エージェント)、OpenCode、Amp などのローカルセッションログを読み、日別・週別・月別・セッション別にトークン数、モデル別の内訳、概算コストを出します。READMEの一文も「ローカルデータから coding agent CLI のトークン使用量と費用を分析する」という内容です。GitHub stars (= GitHubで「いいね」相当の評価指標) は約16.1k。主要言語は Rust (= 速さと安全性を重視したプログラミング言語)、ライセンスは MIT (= 商用利用や改変がしやすい緩めのOSSライセンス) なので、個人利用でも試しやすい部類です。
想定用途
公式側の想定としては、スタンドアロンCLIとして `npx ccusage daily` のように実行し、AI coding agent (= コード生成や修正を自動で手伝うAIツール) の利用量を確認する使い方が中心です。Claude Code hooks (= Claude Codeの動作タイミングに合わせて処理を差し込む仕組み) の statusline (= 画面下などに状態を表示する領域) にも対応していて、作業中に使用量を見られます。ターゲットは、個人開発者やAI coding agentをかなり使うヘビーユーザー。たとえば、Claude Codeの月額請求が急に跳ねた原因を日別・モデル別に見たい人、複数のコーディングCLIの使用量とコストをまとめて比較したい人向け、という整理です。
自分だったらどう使うか
自分はまだccusageを深く触っていません。ただ、Claude CodeやCursorを雑に行き来して作業していると、どの作業でどれくらい使ったかがすぐ曖昧になります。自分も以前、AIで小さなツールを作るだけのつもりが、何度もリファクタと修正を投げて使用量の感覚が消えたことがあります。そういう時に、ccusageを毎週の振り返りに入れると使い所がありそうです。副業用の小さいプロダクトを作るなら、売上より先にAIツール代が膨らむと普通に痛い。なので自分なら、プロジェクト別に集計して「この実験は続ける価値があるか」を見るために使います。逆に、月数千円レベルで収まっている人には少し重い道具かもしれません。
新規性と既存比較
近いツールとしては、agentsview (= AIコーディングエージェントの使用量を追跡するツール) や claude-meter (= Claude関連の使用量やクォータを見るツール) があります。なので、ccusageだけがまったく新しい発明というより、既存の使用量トラッキング系を広くまとめた道具に見えます。新しい点を絞るなら、10以上のcoding agent CLIをローカルログから統一的に解析できるところと、Claude Code専用のstatusline統合です。特定の1ツールだけを見るのではなく、複数のAIコーディング環境を横断して見たい人には差があります。一方で、server-sideメーター情報 (= サービス側が持つ正確な請求・上限データ) は取れず、大量履歴では遅いという声もあります。差別化は薄めでも、stars 16.1kを集めている事実は、この界隈でコスト可視化への需要がかなり強いサインだと思います。