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発見

一晩で作る格ゲーを、1業種4場面の接客研修ゲームとして売る方法

Codexで一晩のうちに格闘ゲームを作った投稿を見て、遊びの先が見えた。攻撃を接客の選択肢に置き換えれば、個人でも小さな研修教材として売れる。

一晩で作る格ゲーを、1業種4場面の接客研修ゲームとして売る方法
X
https://x.com/Ryo_k4649/status/2068133840808505618

こういうのがある

Xで「一晩Codexを触っていたら格闘ゲームが生えた」という投稿を見かけた。眠れない夜に作った深層格ゲーで、本人も予想外の完成度に笑っているような温度だった。

画面や実装をすべて追えたわけではない。ここで見るべきなのは完成度ではなく、一晩で「遊べる状態」まで届いた速度だ。格闘ゲームとして売る話ではない。短時間で、入力、反応、勝ち負け、やり直しのある練習場を個人が作れるようになった話だ。

ここが面白い

格闘ゲームは、個人が軽く作るには面倒な要素が多い。キャラ移動、当たり判定、攻撃入力、相手の反応、体力ゲージ、失敗時のリスタート。昔なら、最初の当たり判定で飽きてもおかしくない。

でもCodexを使えば、眠れない夜の勢いでそこまで届く。ここが二度見した理由だった。AIゲーム制作というより、個人が「壊してもいい練習場」を一晩で作れる入口に見えた。

接客研修に置き換えると、格闘ゲーの攻撃ボタンは返答ボタンになる。相手の攻撃は、客の不満や無理な要望になる。体力ゲージは、客の怒り、納得度、信頼残量に変えられる。ミスしても誰も怒らない。何回でもやり直せる。ゲームとして粗くても、研修教材ならその軽さが武器になる。

刺さる相手は、大企業の人事部ではない。飲食店、美容室、整体、クリニック、スクールのように、現場教育を毎回口頭でやっている小さな事業者だ。新人に「こう返して」と説明しても、一回では身につかない。ロープレの相手をする時間も足りない。そこに、ブラウザで開ける4場面の反応練習ゲームを置く。

私も作ってみたい

私なら、普通の格闘ゲームではなく、1業種4場面の反応練習ゲームにする。飲食店なら、注文ミス、待ち時間クレーム、無理な要望、常連対応。美容室なら、予約遅れ、仕上がり不満、料金説明、会話の距離感。この8場面だけでも、商品として見せるには十分だ。

作り方は重くしない。最初は1場面につき、客のセリフ、自分の返答候補、返答後の反応、短いフィードバックを用意する。派手なキャラ絵はいらない。画面は、相手が言う、自分が選ぶ、結果が返る、もう一回やる。この往復だけでいい。

販売先も、ゲーム販売サイトに寄せない。売る相手は研修を外注する会社ではなく、店長やオーナーだ。見せ方は「接客ゲーム」より「新人がクレーム対応を練習できるブラウザ教材」のほうが通る。営業先は、飲食店、美容室、整体、クリニック、スクールの公式サイトやSNSから拾える。最初は業種を広げず、飲食店版だけ、美容室版だけのように狭く作る。

価格はゲームの値段ではなく、研修資料の値段で考える。買い切りの白ラベル教材にして、店名、言葉遣い、場面だけ差し替えられる形にする。月額課金にするより、まずは「4場面をその店用に整える」制作物として売ったほうが説明しやすい。

まだ手は動かしていない。ただ、今回の投稿で見えたのは、個人開発の入口がかなり下がったことだ。一晩で格闘ゲーの形まで行けるなら、1業種4場面の接客研修ゲームは現実的な商品になる。遊びで終わらせず、現場の面倒な教育を少しだけ軽くする道具に寄せる。私なら、そこから作る。