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ツール紹介

Hermes-Agent — 記憶して育つCLIエージェント (stars 174K)

Hermes-Agentは、会話や作業経験を記憶しながら自分用のスキルを増やすCLIエージェント系ツール。Claude Code併用が目立つ。

Hermes-Agent — 記憶して育つCLIエージェント (stars 174K)
GitHub repo
NousResearch/Hermes-Agent ★ 174,000

これは何か

Hermes-Agent は、CLI agent (= ターミナルから起動して作業するAIエージェント) / library (= 自分のコードに組み込める部品) 系のツールだ。やることは、AIに調査、実行、記憶、複数エージェント連携まで任せるための土台作り。READMEでは、経験からスキルを作り、使いながら改善し、過去の会話を検索し、ユーザー理解を深める自己改善型エージェントとして説明されている。MCP (= ClaudeなどのAIに外部ツールを使わせるための接続規格) やスケジューラも扱える。stars (= GitHubで「いいね」相当の評価指標) は174K、主要言語はPython (= AI開発でよく使われるプログラミング言語)、ライセンスはMIT (= 商用利用や改変がしやすい緩めのOSSライセンス)。数字だけ見るとかなり大きいが、最新値は未確認なのでそこは少し保留したい。

想定用途

公式やメンテナ側が想定している使い方は、Claude Code (= Claudeをコード作業に使う開発支援ツール) や Codex CLI (= ターミナルからCodex系AIを動かすコマンド型ツール)、MCP servers (= AIに外部ツールを渡すための小さなサーバー群) と組み合わせる形、または単体で terminal-native (= ターミナル中心で完結する操作スタイル) に動かす形だ。個人開発者とチームの両方がターゲットで、例としては Hermes Agent で情報収集し、Codexでドラフトを作り、Claude Codeで仕上げる4-agentパイプラインがある。もう一つは、24/7 cron (= 決まった時間に処理を走らせる仕組み) と永続メモリで夜間タスクを自律実行し、Telegram (= チャットアプリ) で結果を受け取る使い方だ。

自分だったらどう使うか

自分はまだ Hermes-Agent を触っていない。ただ、入れるなら記事制作や小さな検証案件の前処理に置くと思う。たとえば夜に競合調査、GitHubリポジトリ調査、参考リンクの要約を走らせて、朝にCodex CLIやClaude Codeへ渡す素材を作る。自分も以前、夜に走らせた調査メモが翌朝どこに行ったか分からなくなり、結局もう一度ログを掘ったことがある。Hermes-Agent の MEMORY.md (= 作業記憶を書くファイル) や USER.md (= ユーザー情報を書くファイル) が安定して使えるなら、その抜け落ちを減らせそうだ。反対に、いきなり本番の自律運用へ投げる気はない。open issues/PRs が5k以上あるなら、まずは読み取り専用の調査役として使い、書き込みや実行権限はかなり絞る。

新規性と既存比較

近いものはある。OpenClaw (= 複数AIエージェントの編成や記憶を扱うツール) は orchestration (= 複数の処理役を組み合わせて動かすこと)、memory、skills/MCP が重なる。Aider (= ターミナルで使うAIコーディングエージェント) はコード編集の作業感が近い。Continue (= VS Codeなどで使えるオープンソースのAI開発支援ツール) は文脈や記憶を持つアシスタントとして重なる。なので、ざっくり見ると「またAIエージェント基盤か」と感じる部分はある。差分として大きいのは、experience → skill creation → GEPA optimization (= 経験からスキルを作り、評価しながら改善する流れ) までを内蔵ループとして押している点と、MEMORY.md / USER.md / SOUL.md (= 記憶、ユーザー理解、振る舞いの核を分けて管理するファイル群) の設計だと思う。Claude Codeとの併用が強く推されているのも特徴。ただ、star数への疑問や実験的という指摘もあるので、174K starsという需要のシグナルは見つつ、信頼性は自分の環境で小さく試して判断したい。